無くならない感染リスク

今年もまたコロナにかかってしまいました。しかもインフルエンザと同時にかかるという辛い状態でした。昨年も12月ごろにデイサービスで感染した母親からの感染でコロナのオミクロン株にかかり、約1週間で咳が治まり、体のだるさもスッキリとなくなった感じでしたので、なんだ、あれだけニュースで騒がれていたコロナもオミクロン株まで毒性が弱まると普通の風邪よりも大してつらい症状も出ないものなのかな、と考えていました。ですが、やっぱり感染するとつらい思いはするし、他人にうつしてしまうのもいけないので警戒は怠らないようには気を付けていました。しかし近頃のコロナはインフルエンザとも同時に流行はするし、へっちゃらでコロナとインフルが同時に乗っかってうつったりする広がりをみせてます。

 今回もまた4~5日で治ってくるかと思っていたらその倍くらいの2週間苦しみました。ちょうど10/1に入った日が今年の異常な真夏日の暑さから解放され、すがすがしい秋の空気に入れ替わりクーラーもつけることなく一晩中窓を開けっぱなしにして過ごした翌日から体調が崩れました。それから2週間咳が止まらずもしかしたら重症患者の部類に入ってしまうんじゃないかと心配しはじめたところでようやく症状が治まってきました。その間母親にうつさないように細心の注意が必要であるし、日課にしているサウナ通いは休まざるを得ないし、(いうまでもなく行く気力も体力も無いんですが・・)何よりも恐ろしいのは何もする気が起きないという怠惰な人間が出来上がってしまうことでした。今ライフワークにしようとしているkindle出版などの創作活動さえもベッドに横になりながらでも出来ることなのにやらなくなっていた自分がいました。

 その言い訳がましい理由も後日に述べる活動報告に合わせて説明していこうかなと思っておりますが、問題視すべきなのはこの長引いたコロナ禍により色んな利権が働き、感染した人は無償で何等かのサポートが受けられたり、休めたり、ある意味なにもしなくてもいいという免罪符のような権利を得たかのような錯覚をし、怠けるといった図式に陥ったのではないかと思います。

 この2週間はずっとお腹の下していたのもあり、食欲がありませんでしたが今日は久しぶりに食欲も戻ってきたので街にでてみました。天気も良くポカポカ陽気でしたので、公園で読書などをするのにもちょうどいい気候なのでこの街の中でも指折りに広い公園に出かけてみたら平日の真昼間だというのにたくさんの小学生らしきこどもたちが遊んでいます。よく見てみると先生のような大人も交じっているので一応課外授業の一環なのかなと思いましたが、このように子供が大勢公園で遊ぶシーンもこのコロナ禍からよく見かける風景になりました。

 きらめく太陽の下、噴水の水しぶき越しに見えるたくさんの遊んでいる子供たち、そして昼食を食べている社会人風の大人たちや自分のように仕事をしているかどうかもわからないくらいの人達や旅行者風の人たち。こんな平日の風景も昔の日本ではなかったことのように思う。現在非常にきな臭くなっている欧州や中東情勢のことを思うと、どうしてもこの国は「平和ボケ」や「怠惰」という感情が浮かび上がってしまいます。今後も世の中の人たちの無事を祈るばかりです。